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2013/09/10

旅の持ち物(10ヶ月経過編)



バックパックひとつで世界一周するには、一体何が必要か──?
日本を経ってから約10ヶ月。
今現在のバックパックの中身についてまとめてみたいと思う。

唐突なように思えるこの内容、今書いているのにはワケがある。
そもそも出発前、他の人のブログを見ながら一番楽しみにしていたページは「持ち物」だった。
「私もいつか書く、いつか書く」と思い続けて早10ヶ月…。
「その想いを今!」と思っているのが10%。
あとの90%は、このブログがリアルタイムから2ヶ月以上遅れてしまい、
思いのほか、過去の記憶を掘り返すのがつらいため、束の間の現実逃避です。

時間が経過するごとに荷物が微増している私たちのかばん。
旅の達人ほど荷物が少ないというから、私たちはかなりの旅下手だと思う。

しかしながら、今なら このかばんひとつで東京4畳半のアパートに十分住める。

そういった「旅の持ち物(10ヶ月経過編)」です。

注)かなり長いです。


かばん

バックパック
祐貴:Karrimor flaye r50-75リットル。チャックに南京錠をかけられるこのタイプにこだわり出発前に購入。2万5千円くらい。荷物の詰め込み方が下手なため、よく横太りになっている。
友紀子:御茶ノ水にあるスポーツ店でかったオリジナルバックパック。「MESSNER」って書いてある(何?と思って調べたら登山&冒険家の名前だった)。75~80リットル。1万円強と格安。シンプルで使いやすいが肩のバンドがやや貧弱。今現在、ふにゃふにゃでかなり心許ない。

サブバック
基本、街歩き用。移動時にはこちらに貴重品を入れ、お腹側に抱えて持つ。
祐貴:ZERO POINT(モンベル) 40リットルリュック。サブバックにしては大きめ。移動時には一眼レフ、パソコン、iPadなどが入り、かなりの大きさ&重量になる。
友紀子:BAG'n'NOUN。肩下げタイプ。「テント素材なので雨に強い」という店員さんの売り文句に惚れ購入。チャックの上にふたがついているのでスリ対策も万全。

パスポート入れ
祐貴:首下げタイプ。10年以上愛用しているもの。
友紀子:腰巻タイプ。暑い国でも蒸れないコットン素材。しかし、パスポートしか入らないぐらい小さい。『地球の歩き方』のモノはオススメしない。

バックパックカバー
雨よけはもちろん、防犯、防汚れにもなるので常に付けている。カバー付いている=日本人、というアイコンにもなっている。

貴重品

パスポート
100円ショップで買ったカバーが汚れ防止に大活躍。ビザ取得中など手元にない場合もあるのでコピーも持っていると便利。

海外旅行保険証
超大事。コピーも忘れずに。

クレジットカード
2人とも、VISA、MASTERをそれぞれ1枚ずつ。どちらかが使えないATMもあるので2種類以上は必須。

現金
基本キャッシングで現地通貨を下ろし、必要最小限分だけ保有。
その他、いざと言うときのためにユーロorドルを所持。


電化製品

パソコン(その他付属品)
祐貴:Mac Book Air。軽くて薄いので旅人には最適。しかし壊れやすいことも考慮しよう。
友紀子:ASUS U24E。バッテリーが長持ちするため電源のない場所でもかなり使える。

iPhone
wifi環境のみで利用。『地球の歩き方』PDFを参照、世界時計、コンパス、各種アプリ…とかなり便利。

外付けハードディスク
BUFFALO 1テラ、TOSHIBA 1.5テラをそれぞれ所有。写真などを保存。

USBメモリ
インターネットカフェでeチケットを印刷する時などに重宝。

iPad
wifi環境のみで利用。持っていくか迷ったが、持ってきて正解だったと思う。旅データの入っPDFを見たり、移動中に動画を見たり、漫画を読んだり…。

iPod
長いバス移動中、音楽を聴いたり、落語を聞いたり。

カメラ(その他付属品)
祐貴:Canon 60D。すでに4万枚以上撮影。755gと重いが、最低限この画質が必要だった。18-135のズームレンズは万能で便利。購入理由は失くしたり、盗難されたときに泣かない額(10万円)を目安にした。でも泣く。
友紀子:計3台所有。OLYMPUS Pen mini、香港で購入。OLYMPUS Tough、防水のため主に海などで活躍。リコーGR2、サブデジカメとして。

世界対応コンセント
必需品。それぞれ1つずつ所有。

延長コード
こちらも必需品。コード+蛸足をそれぞれ所有。

電熱コイル
バングラデシュで購入。コンセントさえあればあっという間にお湯が沸かせる優れもの。

エネループ
繰り返し使え優秀。海外ものはすぐ使えなくなる。

イヤホン
移動中やドミトリーなどで活躍。2人で一緒に聞ける2又プラグが大活躍していたが、紛失!??

ヘッドライト
停電時(チベット・ネパール・バングラなど)、ナイトサファリなどで利用。両手が使えるヘッド装着型が絶対いい。

衣類

ナイロンジャケット
Columbia TITANIUM。「カッパにもなります」という店員さんの一言に惚れて購入。風を通さず防寒性に優れている上、薄くてコンパクトと、かなり優秀。

パーカー
祐貴:1枚。かなり愛用しているためボロボロ。現在新しい1着を探し中。
友紀子:1枚。出発前、古着屋で300円で購入。かなり元は取れたと思う。

シャツ
祐貴:1枚。大使館に行くときなど少しでもちゃんとしているように見せられる。
友紀子:2枚。おしゃれだから。

Tシャツ
祐貴:3枚。うち1枚は、鑑真号でプレゼントされたもの(→参照)。途中で1枚紛失し、購入。
友紀子:2枚。1枚は首周りがダラダラ、もう1枚はネパールで購入。

長袖シャツ
祐貴:2枚。うち1枚はヒートテック、寒い地域で大活躍。
友紀子:4枚。おしゃれ&清潔だから。

Gパン
祐貴:1本。ボロボロになったためポルトガルで新調。
友紀子:なし。お尻に穴が開いたため破棄。

短パン
友紀子:ズボンがなくなったためネパールで購入。結果、山ガールになる。

スパッツ
祐貴:スパッツではないが、中国で購入した「ももひき」1枚。防寒用。
友紀子:3枚。うち1本は最近トルコで買った柄付きでお気に入り。結果、山ガールになる。

ワンピース
友紀子:夏用、冬用、各1枚ずつ。ロングスカート1枚、トルコで購入。

ピロピロズボン
旅人御用達のらくちんズボン。パジャマになる。
祐貴:ネパールで1本、モロッコで1本購入。ピロピロではない厚手パジャマズボンも持っている。
友紀子:昔、バリ島で買ったものを日本から持参。

靴下
祐貴:3足。すぐ穴が開くので都度購入。
友紀子:5足。5本指ソックスを愛用。でも最近、履くのが面倒くさくなってきている。

むくみとり靴下
寝るときにはくもの。毎日たくさん歩くので疲れをとるのに最適。かなり重宝。

水着
海や水着着用の温泉で使う。

下着
祐貴:3枚。日本から愛用していたボロを持ってきたため手洗い洗濯のたび破れる。
友紀子:3組+パンツ3枚。中国で「吉祥」と書かれた赤いパンツを追加購入。

マフラー・帽子・手袋
寒い地域では防寒のため必須。しかし暑い国ではバックパックの肥やし。


よく歩くので丈夫なものがよい。

サンダル
祐貴:日本から持参したものは臭くなりすぎたため、トルコで新調。
友紀子:バングラデシュで購入。自慢のbataブランド。

ビーチサンダル
友紀子:冬場の香港で買ったためサイズがなく、30センチ以上のビッグタイプを愛用。



洗面用具

歯ブラシ・歯磨き粉
世界中どこでも手に入る。

石けん
その都度購入。選択を失敗すると、臭いだけで洗浄力ゼロと、使いものにならない。インドで売っていたヒマラヤのものがお気に入り。タッパーをケースにしている。

シャンプー
その都度購入。選択を失敗すると、泡が立つだけで、頭皮がかゆくなり、髪の毛がビニールのようになる。

化粧水・乳液・クリーム
祐貴はワセリンを愛用。友紀子はソンバーユ。

日焼け止め
面倒くさいが極力ぬっている。香りがきつくベタつくものを買ってしまうとかなりダメージをうける。(大抵、値段も高い)

くし
たまに使う。

カミソリ・毛抜き
たまに使う。

綿棒・耳かき
しばしば使う。

爪切り
使うたびに時間の経過を感じる。

生活用品

速乾タオル
バスタオルとして利用。すぐ乾くので短期移動時でも安心。

タオル
祐貴;3枚。大抵、首に巻いている。たまに「ケガしているのか?」と心配される。
友紀子:3枚+ハンドタオル2枚(藤子・F・不二雄ミュージアムで購入)+手ぬぐい。必ずかばんにIN!

各種薬
風邪薬、胃腸薬、整腸剤、絆創膏、アレルギー用、虫除け、抗生物質など。ただし、下痢は現地の薬が一番よく効く。

裁縫道具
ちょっとしたほつれの補修に、かなり大活躍。

ノート・ペン
お小遣い帳と、コミュニケーションとる用の小さなもの。常にかばんにIN!

洗濯洗剤
その都度購入。手洗い、手絞りはかなりの重労働…。

洗濯物干し紐・洗濯バサミ・S字フック
ホテルの部屋には大抵ぶら下げられるところがない。それ故、地味にかなり活躍。

折りたたみバケツ
洗濯時に利用。

鍋、皿、コップ、はし、フォーク、スプーン
主にキッチンのない宿で自炊するとき用。フォーク&スプーンは飛行機内で配られたものを愛用。鍋はだいぶ買うのを我慢してきたが、ついにトルコで購入してしまった。

地図帳
自分が今どこにいるのか、全体感を把握するため、たまに見る。

地球の歩き方
持ってたり、持ってなかったり。やはり本は便利だと思う。

調味料・食料品
しょうゆ(超重要!!ドバイで買ったお弁当用しょうゆ刺しもあるので常に携帯可)、塩、こしょう、だしの素、味の素、ガーリック、ブイヨン、カレールー、ふりかけ、ポカリスエット(下痢時に重宝)、米(時々パスタ)、グミ(移動時に食べる) など

ナイフ
ネパールで購入。外で果物の皮をむいているとと「私、外国人みたいだな」と思う。

サランラップ
ご飯を炊いたとき、次の日も食べられるように包む。しあわせ。

コンタクトレンズ・液
祐貴:シュノーケリングをするときに使う。

耳栓、マスク
移動時、睡眠時に活躍。くさい、うるさい状況はよくある。

布ナプキン
友紀子:経済的な上、使い心地がよい。旅を機にデビューしたが帰国後も使いたいと思う。

メイク道具
必要最低限なものを一式もってきたが、4回くらいしか使っていない。日焼けのため、ファンデーションの色もすっかり合わなくなってしまった。

ティッシュ(トイレットペーパー)
常にストックがある状態をキープ。安い店をみつけるとつい買ってしまう主婦の性。

かさ
友紀子:たまに活躍。軽く、かなり小さくなる折りたたみでお気に入り。

南京錠
かばんの閉め口にそれぞれ装着。

自転車用かぎ
宿で荷物を家具にくくり付けたり、寝台電車で荷物をくくったり。

おりがみ
世界のちびっ子と遊ぼうと持ってきたが、いつも持ち歩くのを忘れるため日の目を見ず。



かなり書き忘れているものもある気がするが、ざっとこんな感じ。
服は圧縮袋に入れて、その他のものは100円ショップでかったメッシュ袋などに小分けに入れている。

* はぁ~、長かった・・・。これ、何か役立つことがあるのだろうか…。ま、いいか…。


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