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2013/09/08

【モロッコ/フェズ】世界一の迷路で旅の友に再会

マラケシュをもしのぐといわれるフェズのメディナ(旧市街)

最初の2,3回こそは「うまい、うまい」と食べていたモロッコの名物・タジン鍋だったが、油と胡椒が強く、僕は正直嫌気がさしていた。

ビールが飲みたかった。イスラム圏なのにモロッコではアルコールが手に入る。しかし、酒を売る店は新市街に集中していて、安宿が集まる旧市街からは遠すぎる。

ここ迷路の街・フェズの宿は酒が売っているであろうスーパー・カルフールまで徒歩20分といける距離だ。僕らは3日ぶりに冷たいビールにありついた。


モロッコビールは15DH(180円)。なかなか売っていない

つまみはサーディン(いわし)。ステキなキャラクターだ

城壁に囲まれた旧市街・メディナを散策する。


道は曲がりくねって東西南北の感覚を失う。攻めてきた敵を混乱させるためにこんな構造になっているらしい

サボテンの実を売っていた。ひとつ1.5DH(18円)ぐらい

味は少し甘く、さわやかな果実。あえていうとキウイのよう

故・マイケルジャクソン氏を彷彿とさせるマネキン

城壁近くでは青空市場がある。古靴や古着が売られている

散策を終え、ホテルに戻るとなんとケニアのサファリツアーで一緒だった世界一周旅行者・龍さんと再会することができた。しかも同じホテルの隣の部屋にいるという。なんたる偶然。


相変わらず元気な龍さん。思わぬ邂逅も長旅の楽しみだ

再会を祝し、脳みそのサンドイッチを食べてみた。味は……

部屋に戻り、龍さんと禁断のビールを酌み交わす。なんということもないたわいのない話が、長旅の孤独を癒してくれる。

「モロッコに入って体調が悪い」とこぼしていた龍さんに続き、翌日、嫁が発熱し、ダウン。やはりタジン鍋生活の無理がたたったようだ。こういうときはフルーツだけを食べて、寝ているしかない。

しかし夜行バスのチケットを取ってしまったので、強行移動でメルズーガという砂漠の街に向かうことになった。

嫁はこの旅3度目のダウン(他はバングラ、ネパール)。砂漠ツアーを終えるまで体調は戻らなかった



■モロッコ/シャウエンーフェズ バス移動情報

バス会社/CTM
料金/75DH(900円)+荷物5DH(60円)
時間/4時間
・フェズのCTMバスターミナルは新市街の南にあって、メディナ近くまで歩くのはきつい。タクシーでスマリン門まで15DH(180円)



■モロッコ/フェズ安宿情報

名前:Hotel Agadir ホテルアガディール
住所: 92 Bab Jeied ,Fez,Morocco
電話:063-13-9993

・ツインルーム・シャワー、トイレ共同・wifiは部屋でもまぁまぁつながる
・バス、トイレ共同で100DH(1200円)
・スマリン門の南西方向向かい。タクシーには「ボブスマリン」で通じる
・周りにちゃんとした食堂はほとんどない。サンドイッチ屋は多数
・宿の人は英語が堪能。頼めばメルズーガのホテルオアシスの予約もしてくれた
・共同のシャワーはお湯も良好。
・スーパーカルフールまで徒歩15分〜20分。宿の前の道を西にまっすぐ行くと左手に見える

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